子供の歯が1本でも生えたら歯科検診行ってもいいの？
お子様の歯科検診はいつ頃から行けばいいのか、迷ってしまう親御様は多いようです。
「まだ数本しか生えていないし…」「虫歯もなくキレイだし…」と、歯科検診の必要はないのでは？とお考えの方も少なくありません。
お子様の歯が１本でも生えてきたら、どんな状態でも構いませんので、まずは歯医者さんへ行って診てもらいましょう。赤ちゃんの頃は、予防接種もあって忙しいと思います。ある程度落ち着いたら、都合の良いタイミングでご来院下さい。
お子様の成長はとても早いものです。例えば、かみ合わせや歯並びなど口腔環境も、日々変化していきます。歯並びが悪いと磨き残しも多くなり、虫歯を誘発させます。また、お子様の指しゃぶりの癖や、姿勢不良なども、早期から対策をこうじることが可能です。そのため、検診が早すぎることはありません。
一度削ってしまった永久歯は、二度と元に戻ることないのです。
お子様が大人になっても健康な歯を維持できるように、歯が生え始めたら忘れずに定期検診に行きましょう。
お子様の歯を守るために、スタッフ一同、サポートさせていただきます。
歯科検診で行うこと
| 虫歯の確認 | 乳歯から永久歯へ萌え変わる時期は、虫歯や歯茎の炎症が生じやすいです。 歯並びも含めてチェックします。 |
|---|---|
| 生活指導 | 普段の食生活をはじめ、口腔ケアに関する生活習慣をチェックします。 |
| レントゲン検査 | 歯と歯の間の細部まで検査し、虫歯の有無をチェックします。 |
| 口腔内写真 | 定期的に写真で記録を残しておくことで、萌え変わりの変化を確認できます。 |
| ブラッシング指導 | お家でのセルフケアは必要不可欠です。 正しいブラッシングの仕方や、仕上げ磨きのポイントをお伝えします。 |
| フッ素塗布 | フッ素塗布によって、歯質を強化することができます。 一番奥の永久歯が生えてくるまでの間、定期的な塗布をおすすめします。 |
親御様にお伝えすること
お子様の歯を守るためには、お父様・お母様のご協力が必要不可欠です。
- 乳歯期の重要性
- 仕上げ磨きのコツ
- 食生活の見直しと改善
- フッ素塗布等によるセルルケア
など、お子様の健康的な口腔環境を維持するために必要なポイントを、具体的にアドバイスさせていただきます。
歯科検診では歯科衛生士がサポートして参ります。お気軽に、なんでもご相談ください。
歯科検診の頻度はどのくらい？
当院では、お子様の歯科検診は「3ヶ月間隔」を推奨しています。なぜ、3ヶ月間隔がよいのか、その理由は大きく分けて2つあります。
1つ目は、乳歯期の歯の特徴です。
生えたばかりの乳歯はエナメル質が弱く、虫歯になりやすいという特徴があります。
そして、虫歯になってしまうとその進行も早く、3ヶ月も経過してしまうと虫歯はあっという間に神経に達します。
悪化する進行が早いので、注意が必要です。結果的に生え変わってくる永久歯にも悪影響を及ぼします。
普段の歯磨きでは十分に取れない汚れもあります。
歯の生え変わり時期は歯肉炎にもなりやすいため、定期的な歯科検診によって汚れを徹底的に除去し、予防しましょう。
２つ目は、歯への意識を高め、その知識や理解を深めるためです。
お父様・お母様が正しい歯磨き仕上げのコツを習得しているかどうかで、将来のお子様の口腔環境はとても大きく左右されます。
時には食事内容を確認し、食生活などが乱れている場合は、改善できるように生活指導させていただきます。
お子様自身も、3ヶ月程度の感覚で通院していくと、歯医者さんにも慣れて不安や恐怖なく治療を受けられます。
親子で歯科検診に通いませんか？
お子様の歯科検診のタイミングに合わせて、親御様も虫歯や歯周病がないか診てもらいましょう。
虫歯がなくても、歯石や歯垢（プラーク）がたまっていると、歯周病の原因にもなります。
歯のクリーニングを行い、フッ素を塗布して予防をしましょう。
お子様の歯は、乳歯のうちからケアをしておけば、永久歯への悪影響を防げます。
お口の健康維持のために、定期的な口腔内のチェックは大切です。
お父様・お母様も、平日は何かとお忙しいことも多いと思います。
当院は、土曜日も診療しておりますので、お気軽にご来院ください。
