子供の歯ぎしりが気になる

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大人だけじゃない!子供の歯ぎしりについて

大人だけじゃない!子供の歯ぎしりについて意外に思われるかもしれませんが、お子様にも歯ぎしりは見られます。
大人と違うのは、多くがお子様の生理的な要因によって起こるものであり、基本的に治療などが必要ない点です。しかし一部には、問題のある歯ぎしりが潜んでいるため、気になる場合には一度当院にご相談ください。

子供が歯ぎしりをする理由

お子様が歯ぎしりをする理由には、以下のようなものがあります。

歯が生え始めることによって起こるかゆみを解消している

歯が生え始めるときというのは、刺激された歯茎にかゆみが生じます。そのかゆみを解消するために歯ぎしりをすることがあります。

歯並びやあごの位置を調節し嚙み合わせをよくしている

顎が成長するに伴い、噛み合わせも変化します。その噛み合わせの微調整のために本能的に歯ぎしりをすることがあると言われています。

あごの筋肉を鍛えている

顎の筋肉を鍛えるために、本能的に行われる歯ぎしりがあると言われています。

【注意】ストレスと睡眠不足

ストレス、睡眠不足によって起こる歯ぎしりもあります。特に日本は、大人も子供も睡眠不足の傾向にあります。個人差はありますが、就学前のお子様は10~13時間の睡眠が必要だと言われています。

3歳~5歳になっても続く歯ぎしり…治す方法は?

必要以上に心配しないで大丈夫!

先述の通り、お子様の歯ぎしりはストレスなどを原因とすることがある一方で、顎の成長や噛み合わせの調整などが行われている証拠でもあります。
ですので、3~5歳くらいまでであれば、大人の歯ぎしりほど心配する必要はありません。

こんな歯ぎしりには注意が必要

ただし、次にご紹介するようなケースは、歯科医院での治療を含めた何らかの対応が必要です。

6歳を過ぎても歯ぎしりが続いている

6歳になっても歯ぎしりが続いている場合には、歯ぎしりが癖になっている可能性があります。生え替わりが始まる時期でもありますので、永久歯への影響も懸念されます。

子供の歯が欠ける、削れるほどの歯ぎしり

年齢に関係なく、歯が欠けたり削れたりするほど強い歯ぎしりがある場合には、早急な対応が求められます。欠けた歯が、舌や頬の粘膜を傷つけることもあります。

顎関節症になる子供が増えている?!

近年、顎関節症のお子様が増えていると言われています。顎の発達の不十分、現代ならではのストレスなどさまざまな原因が考えられますが、その1つに、歯ぎしりも含まれます。

ご家庭での歯ぎしりの対処法

ご家庭でできるお子様の歯ぎしりの対処法をご紹介します。

ストレスを和らげる

歯ぎしりは、ストレスを原因として起こることがあります。お子様とのコミュニケーション、スキンシップの時間を確保するなどして、ストレスを和らげてあげてください。

睡眠の時間と質を確保する

就学前のお子様は、10~13時間の睡眠が必要とされています。睡眠時間を十分に確保することは、不要な歯ぎしりの改善につながります。また、スマートフォンやタブレットなどで遅い時間まで目を酷使することの回避、物音などにも気をつけてあげて、睡眠の質も確保しましょう。

よく噛んで食べる習慣を身に付けさせる

噛むことは、ストレスの解消と顎の適切な発達の促進につながります。親御様がお手本となり、よく噛む習慣を身につけさせましょう。やわらかいものだけでなく、適度に硬いもの(噛まないと食べられないもの)も食事に取り入れましょう。

歯ぎしりの治療法

歯ぎしりが強く心配であったり、ご家庭での対処で改善しない場合には、歯科医院に相談しましょう。

歯列矯正

歯列矯正歯列矯正は、歯並び・噛み合わせを改善させる治療です。その二次的な効果として、歯ぎしりの改善が期待できます。

予防にも!夜間用のマウスピース「ナイトガード」

予防にも!夜間用のマウスピース「ナイトガード」

「ナイトガード」は、夜間にだけ使用する透明のマウスピースです。歯の擦り減りの予防という点では、高い即効性が得られます。
また、数ミリですが噛み合わせの高さが出ることで、装着中は強く噛みづらくなり、歯ぎしりそのものの改善も期待できます。

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