乳歯はいつ抜けるの?時期は?
乳歯がすべて生え揃ったと思ったら、その3~4年後、平均して6歳くらいから、永久歯への生え替わりの時期へと入ります。
まず、下の前歯が抜け、それとほとんど同時に、6歳臼歯という奥歯が生えてきます。そして、14歳頃までに、親知らずを除く永久歯が生え揃います。
乳歯が抜ける時期には、個人差があります。多少の早い・遅いということを過度に心配する必要はありません。ただ、6歳以降というのは、小児矯正が必要な場合、実施を検討すべき時期でもあります。生え替わり、または歯並びのことで気になることがございましたら、くすべ歯科にご相談ください。
乳歯が抜ける時期の目安
乳歯が抜ける時期の目安をご紹介します。あくまで目安です。同じ時期に2本抜けることなどもありますので、少し時期・順番が違ったからといって、過度に心配する必要はありません。
歯の名前(前歯から数えた番数) | 生える時期の平均 | |
---|---|---|
上の歯 | 乳中切歯(1番目) | 7~8歳頃 |
乳側切歯(2番目) | 8~9歳頃 | |
乳犬歯(3番目) | 11~12歳頃 | |
第一乳臼歯(4番目) | 9~11歳頃 | |
第二乳臼歯(5番目) | 9~12歳頃 | |
下の歯 | 乳中切歯(1番目) | 6~7歳頃 |
乳側切歯(2番目) | 7~8歳頃 | |
乳犬歯(3番目) | 9~11歳頃 | |
第一乳臼歯(4番目) | 10~12歳頃 | |
第二乳臼歯(5番目) | 11~13歳頃 |
乳歯が抜けるときに順番があるの?
乳歯は基本的に、前歯から奥歯にかけて抜けていきます。
上の歯の乳犬歯~第二大臼歯は、ほとんど同じ時期に抜けることが多くなります。
歯の名前(前歯から数えた番数) | 抜ける順番(上の歯) | 抜ける順番(下の歯) |
---|---|---|
乳中切歯(1番目) | 1 | 1 |
乳側切歯(2番目) | 2 | 2 |
乳犬歯(3番目) | 3 | 3 |
第一乳臼歯(4番目) | 3 | 4 |
第二乳臼歯(5番目) | 3 | 5 |
乳歯が抜ける時期や順番には個人差があります
身体の成長と同じように、乳歯が抜ける時期・順番には個人差があります。
なので、このページでご紹介した時期・順番と少し違うからといって、過度に心配する必要はありません。ほとんどの場合、きちんと永久歯へと生え変わります。
とはいえ、やはり心配になることもあるかと思います。そういったときには、お気軽に当院にご相談ください。永久歯の状態をレントゲン検査で調べるなどして、今後の生え替わりについてのアドバイスをいたします。
乳歯の虫歯も要注意
ときどきですが、「永久歯に生え替わるから」と乳歯の虫歯を放置してしまうケースが見られます。
乳歯の重度の虫歯、乳歯の抜歯などで、永久歯の生える順番が狂い、歯並びが乱れてしまうことがあります。
また、歯並びに影響がない場合も、虫歯になりやすい口腔環境が引き継がれてしまい、永久歯が早くに虫歯になってしまう可能性が高まります。
乳歯の虫歯もあなどらず、その都度きちんと治療をすることが大切です。虫歯のない、きれいな状態で生え替わりの時期、そして永久歯列期を迎えられるよう、当院と一緒に、お子様をサポートしてあげましょう。